Angelic Moon(スピリチュアルカウンセラー)-加藤紗理佐さん

Angelic Moon(スピリチュアルカウンセラー)-加藤紗理佐さん

大好きなスピリチュアルカウンセリングで週末起業

21世紀は精神世界の時代といわれ、スピリチュアル系のさまざまな職業がマスコミなどで取り上げられています。週末起業でもスピリチャル系の事業は人気の分野ですが、とはいえ、どのように収益を上げて行くのかなかなかわかりづらいのも事実です。そこで、今回は、週末起業のスピリチュアルカウンセラーとして、個人セッションやワークショップで活躍されている「Angelic Moon(エンジェリック・ムーン)」の加藤紗理佐さんにお話をお伺いしました。まず週末起業を始めたきっかけからお話しいただきましょう。

週末起業家成功事例

  • 加藤紗理佐さん
  • 週末起業開業:2009年6月
  • 年商:10万円
  • 初期投資:2万円(勉強のためのセミナー代は除外)
  • Angelic Moon(エンジェリック・ムーン)
  • http://angelicmoon.net/index.html
週末起業を始めたきっかけから教えてください。
2007年の10月末に会社との雇用契約が切れる関係で、何をやろうかと迷っていました。以前から、私は会社で働くことが向いていないと思っていたので、起業という選択肢もあるのではないかと考えました。

「起業」というキーワードで検索していたところ、週末起業フォーラムに行き当たったというわけです。そして「週末起業セミナー」を受けたのが直接のきっかけですね。

「週末起業セミナー」では、セミナーのなかで参加者の週末起業へ対する抱負を語る時間があるのですが、ここで私は本を書きたいという話をしました。以前勤めていた印刷会社の関係で、ウェブの制作もできますし、DTPもできたので、そうした技術を使って何か生み出せるようなことができればいいなと思いました。

早速、名刺に「ウェブデザイナー」と書いて配って交流会などで営業をしていました。

実際に行ったスピリチュアルカウンセリングの週末起業とはちょっと違いますね?
はい。というのも2008年は一年間セミリタイア状態で、起業の準備のための土台作りをした一年間でした。

9月にアメリカにあるパワースポットであるシャスタ山に行って、「何かやらなきゃ、このままではいけない」と意識が変わったんです。帰国してからは、ヒーラーになるための学校に体験入学して、瞑想を体験したり、本田健さんのセミナーを受けたりして、今まで自分のなかで抑制していた起業にかける想いに気がつくことができたんです。それまでは、週末起業でも自分がやっていることが受け入れられないのではないかと恐れを抱いていたこともあってなかなか実行に移せずにいました。

しかし、ある時に友達にスピマ(スピリチュアルマーケット)という、ヒーリングや占いなどが体験できる見本市に出ないかと誘われました。全国規模で展開する見本市(マーケット)で、年間11万人が訪れている巨大なものです。ちょうどコミケ(コミックマーケット)という同人誌即売会が有名ですが、それのスピリチュアル版をイメージしていただければわかると思います。

この見本市の仕組みは、ヒーラーや占い師は出展料を払って出展し、参加者は入場料を払って会場に入り、会場内の出し物を見て、気に入れば有料で各セッションを受けるというシステムになっています。

最初は、ヒーラーとしての経験もないし、躊躇をしていたのですが文化祭の出し物みたいだからといわれて、出展することになりました。私が行ったのは、ドリーン・バーチュー博士のエンジェルオラクルカードという44枚のカードから、得られるメッセージをクライアントに紹介するセッションだったのですが、これが大盛況。出展費用を賄うだけではなく、帰りに食事をするぐらいお金を得ることができました。

こうしてお金を稼ぐ方法もあるんだと気がついた私は、スピリチュアルな分野で、自分の今まで得てきたスキルを活用して、何かできればいいなと考えました。

たとえば、パソコンが苦手なヒーラーさんにパソコン技術を教える仕事など自分の可能性をいろいろと考えるようになったのです。

そのまま起業をするといっても、まだ自分のコアとなるビジネスが見えなかったというのと、結局、スピリチュアルや起業についての勉強のための資金が底ついたということで2008年12月から派遣にて会社勤めを再開しました。会社では、講師として太陽光発電の仕組みを紹介する仕事を行うことになり、現在はこの講師の経験がワークショップやセミナーなどに生かされています。

現在は具体的にどんな内容の週末起業を行っているのですか?
個人的なセッションと大人数で行うワークショップの2本立てで行っています。

たとえば、個人セッションでは、エンジェルカードを活用したカード・リーディングや透視能力を使ったスピリチュアル・リーディング。これは、起業家やビジネス人にも高い人気があります。また、心理手法「フォーカシング」を用いた心理カウンセリング。その他、海外でも代替医療として保険治療が認められている「レイキ」を使ってのヒーリングなどを行っています。ワークショップでは、エンジェルカード・リーディングのワークショップや以前、外資系IT企業で英語を日常的に使っていた経験からエンジェルカードを活用した英語講座なども行っています。

エンジェルカードのワークショップについてはクライアントさんから、カードの読み方やセッションの方法について教えて欲しいという要望が以前からありました。エンジェルカード自体は、著名な書店で取り扱っており、スピリチュアルに興味のある方が購入されているようですが、実際にそのカードでリーディングをするときになかなかうまくできないという悩みがありました。その悩みに応えるような形で先日、2時間程度のエンジェルカードリーディングの初心者向けのワークショップを開いたところ日曜日の午前中にも係らず、16人の方がいらしてくださいました。11月23日には、実際に対面セッションをしたい人のために1dayワークショップを開催します。

週末起業の時間はどうやってねん出しているのですか?
個人セッションとワークショップ、セミナーは主に週末を利用して行っています。本業が忙しいこともあり、セッションやワークショップのための準備時間はなかなかねん出できないのですが、空き時間を利用してワークショップやセミナーの新しいテーマを考えたりしています。時間はなかなかねん出できないのですが、あせらずコツコツと行っています。

週末起業の収益はどのくらいあるのですか?
毎月の個人セッションやワークショップで数万円から数十万円の収益があります。チラシやホームページ作成デザイナーとしてお仕事のご依頼がある場合はプラス十万円程度です。

今後の展開を教えてください
個人セッションでは、数回のセッション・コースメニューを作り、顧客とセッションの定着化を行っていきたいと思います。そうすることで継続的に収入が得られることになり、収入の安定化が図れます。

また、ワークショップやセミナーのほうでは、出席してくれたクライアントさんと積極的に交流し、お客様のコミュニティを作り、セミナー・ツアーなどを応援してくれるファン・クライアントと一体となってひとつのものを作り上げるような一体型にしていきたいと思っています。

週末起業家に対するアドバイスをお願いします
仕事がもらえるかはわからないが、とりあえず名刺に「WEBデザイナー」と書いてセミナー等で出会う初対面の方に配ったら、諦めた頃に注文が入りました、セミナーやセッションは参加者が確定していなくても、日時を決め、場所を決めて枠を作っておくと、自然とそこに人が集まってくることが多かったです。ですので「いつかやろう...」とかではなく、「自分でやるぞ!」というコミットメントが大事だということを学びました。

「コロンブス」2009年10月号掲載記事

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