口下手人気クラブ(著述、講演、会員制度)-大物★殿さん

口下手人気クラブ(著述、講演、会員制度)-大物★殿さん

会員制度で起業

「モテること――それは人間にとって生涯のテーマ!」と言い切るのは、口下手モテモテクラブの大物★殿さん。恋愛ばかりではありません。ビジネスにおいてもモテるテクニックはおおいに重要。「口下手でもモテモテになれる!人気者になれる!」と説く彼のメルマガは注目を浴び、すでに4000部弱とまぐまぐでも殿堂入りを果たしています。テレビ局や雑誌などから取材依頼も増えつつあるという大物さんに、情報起業家としてモテるテクニックを伺いました。
週末起業家成功事例

  • 「口下手人気クラブ 代表」大物★殿さん
  • クラブ運営
メルマガ「口下手人気クラブ」の内容とはどんなものでしょうか。
口下手ならではのモテるポイント、つまり、コミュニケーションのコツを伝授しています。人の心をひきつけるための法則、あいづちの打ち方や目線といったテクニックなど、ありとあらゆるモテ・ノウハウを公開しています。メルマガ読者数は、3806人(2005年11月10日現在)。大御所とまではいきませんが、読者からの反響は大きく、おおいにご好評を頂いています。

情報起業家としてもご活躍ですね。
最近は知名度も上っており、おかげさまで、NHK「流行文化最前線」やTV朝日「テスト・ザ・ネイション」から出演依頼も受けています。また、「英国式 ありがとうの会話術」(西出博子著)、「ネットがお金に化けるワケ」(成田青央著)、「ダントツ企業実践会会報誌」に取り上げられているほか、雑誌、人気サイトでも多数の関連記事が掲載される予定です。

このほか、人気メールマガジン「 魅 惑 と 媚 薬」「恋マガジン Women's Box」「ビジネス選書」「がんばれ社長」「経営戦略考」「幸せに プチリタイアする方法」「モテずにモテる」などでも掲載されました。 また、今年に入って講演や研修の講師として活動するようになりました。ブランディングコーチ・高畠真由美氏が主催する「ブレイク直前講演会」や、NLP第一人者・鈴木栄美子氏とのコラボレーションセミナー「なぜあの人はモテルのか」にも出演しています。

そもそもビジネスを思いついたきっかけとは何だったのでしょうか。
最初は単なる好奇心でした。当時はメルマガ発行が流行していたので、何か自分でも書いてみたいと思ったのです。そこで、2003年10月、ごく軽い気持ちで『モテルお人に変身!人生全体をハッピーに!』を発刊しました。当時は、これが後にビジネスに発展するとは考えもしませんでした。

ビジネス化を考えたきっかけは、ほかでもない週末起業フォーラムの会報誌です!「メルマガ、ブログでのプールネタを商材化しましょう」という呼びかけを目にして、「せっかく書き溜めたものをほうっておく手はないな」と思うようになりました。幸い、2004年7月には読者が3000名超に。この時点でネタはかなり増えていましたね。

ネタをどのように生かしたのですか。
まずは小冊子にまとめることにしました。メルマガは短文ですので、書くのは楽でしたが、小冊子の長文をまとめるのはそれなりに大変でしたよ。有料ですから、それなりの完成度も求められますし。どうにかこうにか本文ページをまとめた頃、たまたま有名なプロのライターからうれしいアドバイスを頂きました。「君のメルマガ、読んでるよ。あの内容なら目次やタイトルを工夫すれば、かなり面白い小冊子ができる。タイトルはなるべくニッチな読者向けのものにするといいよ」というのです。

そこでできたタイトルが「口下手、内気なあなたが30日で7倍モテル習慣(~超秘伝!誰も知らないこの内容!小学生でもできる裏技~)」というもの。じつはこれ、さんざん工夫を凝らしたんですよ。読者を絞り込むために、キーワードは『口下手』『モテる習慣』に限定。ターゲットは『口下手な人』。よびかけは『あなた』とし、親近感を前面に出しました。また『30日』『7倍』など、具体的な数字も入れています。

さらに、『秘伝、裏技』といった隠語を入れたり、『小学生でもできるなど』の文言で、簡単さを強調したりすることも忘れませんでした。また、57577調のキャッチをつけて、読んだ人が抵抗感なく記憶にとどめてくれるよう気をつけています。

売れるキーワードを駆使してできたタイトルでしたが、業者から小冊子が納品されてみると、「口下手、内気なあなたが・・・」でなく、「口下手、内気な人が・・・」というタイトルとなっていてビックリ。幸いなことに、お客様からクレームはきていませんが、細かい確認は大事だなと痛感しました。

小冊子の売れ行きはいかがでしたか。
おかげさまで完売しました。買っていただいたお客様に感想を呼びかけたところ、「第2弾が待ちどおしい」「本を出してください」「セミナーを開いてほしい」などリクエストが相次いでいます。これから小冊子作成に活用したワードファイルをもとに、電子本(PDF)や音声CDを作成し、販売する予定。また、2005年の8月には、NLP第一人者の先生とコラボレーション・セミナーも開催したので、その時に記録したDVD、CDも売ろうと考えています。

このほか、自声音声CD、インタビューCDの販売、自社配信のメールセミナーの開催、法人相手のマーケティング販売&コンサルティングなど、アイデアは山ほどあります。ひとつずつ、着実に実現していきたいですね。早々、10月末に講演依頼を頂いたのを機に、サイトに講演取材申し込みページも作成しました。

週末起業フォーラムに入ってよかったと思うのはどんな点でしょうか。
特によかったのは、ゼミナールや大交流会といったオフ会が多いこと。貴重なノウハウを志のある人たちと同じ空間で学ぶことで、テンションも高まりました。一人悶々と勉強するのと、人と触れ合いながら情報収集するのとでは雲泥の差ですよ。広告収入の取り方、アフィリエイトの効果的手法など数多くを伝授していただいた藤井先生や森先生、認定コンサルタントの方々には心から感謝しております。

最近、鉄人会にも加えていただきましたが、起業家が3人以上集まって飲むと、アイデアも出るし、モチベーションがグーンと上がりますね。まさに「三人寄れば、文殊の知恵」です。これがサラリーマン同士だと「三人酔えば、文句の声」(笑)なので、公式な飲み会以外は参加してません。

週末起業のどんな点に充実感を感じていますか。
やはり人脈が格段に広がったことですね。これは収入以上に大きいです。マスコミからひっぱりだこの先生や各界著名な人たちとのパイプが次々に開拓され、みなさんに認めていただきましたから。おかげでモチベーションはさらにアップしました。また、みなさんの働きかけでさまざまなビッグチャンスにも恵まれています。「出会いを大事にすれば、運命は自然に開けるもの」ということも経験としてわかりました。

週末起業を始める前は、仕事帰りとなると、お疲れモードで帰路を歩いていましたが、今は「サラリーマンからスーパーマンに変身するクラークケント」のような気分です(笑)。もうひとつ大切なのは「自分は何者か」を知ったことですね。

最近、「○○日で○○万円稼ごう!」といった副業の宣伝コピーがあちこちで見られます。しかし自分の力を知らず、稼ぎだけを追いかけるのはあまりに危険でしょう。しかし、私は週末起業を通し、曲がりなりにも自分のミッションを把握することができました。おかげで、甘い文句や人の動向に左右されない強さを身につけることができました。

今後の展望についてお聞かせください
本起業後は、ひらすら出版に向け精を出したいですね。そのためにも、現行約4,000人のメルマガ読者を10,000人にまでもっていくべく、ひたすら奮闘しています。自分の商材を買ってくれる確立が高いのは、やはり自分のメルマガ読者。ですから自分のメルマガ発行数を伸ばすための広告費は、有効な投資だと考えています。

近いうち『口下手ブーム』が起こせる!――そう確信しています。これからも週末起業フォーラムのみなさんからおおいに刺激を受けつつ、夢を実現させたいですね。