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 起業家インタビュー - トリトン・インコーポレイティッド

週末起業の運営形態の一つに米国へ法人登記し、日本に逆進出するという方法があります。そこで今回は実際に米国に法人登記をされた元週末起業家を紹介しましょう。トリトンさんはドメインの取得代行や維持管理とホスティング業務を行っています。

― アメリカで法人登録をした理由は何ですか?
株式会社を作りたかったからです。私は、サラリーマンをしていた頃、週末起業でホスティングを始めました。たまたま、ドメイン取り扱い最大手の米国のネットワークソリューションズ社(現在VeriSign,Inc.社子会社)の方と知り合いました。何と個人である私とプレミア・パートナー契約をしてくれたんです。「アメリカは素晴らしい」と感激し、真剣に会社設立を考えました。特にチャンスをくれた二人に恥を欠かせない為に、早く法人にして、恩返しがしたいと思いました。
でも日本で株式会社を設立するには最低1,000万円の資本金と代表者以外の役員が必要で無理でした。そんな時、アメリカでは最低資本金制度が無く日本にいてもアメリカに法人が設立できる事を知りました。
またアメリカの企業との取引や海外への事業展開を考えると、アメリカに会社があれば色々と便利な事が多いと踏んだのです。最初からアメリカに会社があれば海外進出への近道になるとおもいました。
― アメリカで法人登録をした際、不安点は何でした?それをどのように解消されましたか?
代行業者を通して法人登記しましたので登録の不安な点は全くありませんでした。
それよりむしろ代行業者を選ぶのに苦労しました。意外と業者の数も多く選別に時間が掛かりました。結局株式会社リッチワールドジャパン(http://www.richworld.com/soho/index.html)と言う代行業者に全てお任せしました。
― アメリカで法人登録をした際、苦労した点は何ですか?
私は日本支店の設立や税務署への開業届けや青色申告まですべて代行業者に任せました。そのため苦労した事は全くありませんでした。
勿論、依頼する時には費用は掛かりますが、海外法人に関しての相談ができるプロがいるも心強いですし、余計な負担が減らせました。
― その他起業にあたり苦労した点は何ですか?
お金(現金)です。私の場合、奥さんが協力してくれたのでなんとかなりました。家庭のある人は、自分一人ではないので家族の理解と協力を得る事が大切だと思います。
― アメリカ法人の資本金はいくらですか?
週末起業の時まで含めるとちょっと怖いですが・・・・(笑)資本金は、$20,000.00 USDです。
― アメリカで法人登録することのメリットは何ですか?
1.最低資本金制度が無い事。
2.州を選べば、アメリカに役員が在住しなくても株式会社が設立できる事。
3.州を選べば、1人でも株式会社が設立できる事。
4.海外への進出も夢では無く、現実に近づく事。
5.日本で日本の通常の株式会社や有限会社と同じ様に法人格として登記が行え、事業ができる事。いわゆる外資系になります。日本で営業する場合、登記しないと例外を除き法律違反になります。
6.法人でないと取引してもらえない大手企業とも取引ができる事。弊社の場合は、某大手企業数社様にも取引口座開設し、ご利用いただけるようになりました。
7.アメリカで銀行口座開設ができやすくなること。
8.アメリカでの事業の発展によっては、グリーンカード取得も可能になる。
― 逆にアメリカで法人登録することのデメリットは何ですか?
1.公的資金の借り入れはできないこと。
2.日本に支店として登記した場合、初めての取引先に確認される。
3.営業の実態が無いと、うさんくさい会社だと思われやすい。
― 今後アメリカで事業展開をお考えですか?
勿論です。せっかくアメリカに会社を作ったのですから。それにマーケットの大きさは日本とは比べ物になりません。
― これからアメリカで起業される方にアドバイスをお願いいたいたします。
会社を作ることが目標ではなく会社を作ってからがスタートです。設立しただけでは機能しません。またアメリカ企業だから決算しなくて良いなんて事は無く、ちゃんと決算もしなくてはなりません。それなりのお金も掛かります。業務と費用がある事を念頭に入れて起業する事をお勧め致します。

また、アメリカで起業し、海外の会社と直接取引きを行う際、絶対に日本の商習慣を当てはめて考えてはダメです。日本常識は世界の非常識と考え、慎重に行動する事が必要です。特に相手が大手で無い場合、商習慣のあまりの違いに驚き戸惑いがあるかと思います。
勿論、とりあえずアメリカに会社を作って、それからゆっくり何をやるか考え、チャンスがある時にその会社を初めて機能させると言う考え方もありだと思います。チャンスがあった時に即座に機能できる会社があると言うのは大きい事です。州によっては、年$50程度の税金だけで会社を眠らせて置く事も可能です。

それと家庭を持っている方は、家族に話して、意見を聞き、理解を得る事が大切だと思います。自分の目だけでは気づかない事も多いですし、家族の理解と協力は絶対に必要です。

― 自社のPRがあればどうぞ
ドメインの取得代行・維持管理と米国と日本のデータセンターに弊社サーバを設置しホスティング業務を行っております。データセンター内では、プロのハイレベル技術者が24時間365日サーバ管理をしております。月々1,900円の共用サーバ〜専用サーバー、未知のウィルスにも対応するゲートウェイ方式のウィルスチェックや、24時間以内にサーバの設定が可能なコース等、種類も豊富ですので、ドメイン名でのホームページ運用等をお考えの時には、是非、弊社トリトン・インコーポレイティッドのホームページを一度ご覧下さい。
― 週末起業をどのように考えていますか?
私が始めた頃は、週末起業と言う言葉はまだありませんでしたが、ベンチャーの元祖と言うべき起業のしかたではないでしょうか。工夫次第で、資金がなくとも経営者になれる起業のしかたでもあると思います。
― 週末起業を目指す皆さんにメッセージを!
まずは、行動する事だと思います。いつかやってみたい事あるんだけど、ではそれ以上先に進めません。新しい事を始めるのは、不安があったり、凄くエネルギーのいる事ですが、何かやってみたいと思う物がある人は、とにかく行動に移す事です。口ばかりで、行動力を無くした時点で、スタート地点には立てません。成功するかしないかなんて始めてみないと本当の答えは出ません。始めるか、始めないかの違いは、凄く大きな違いです。
ただ、間違えて欲しく無いのは、手軽に始められますが、絶対にいい加減な気持ちではダメだということです。また行動力を継続することも大事です。

藤井のコメント
米国に登記して、日本で営業所登記を得る、と言う方法には、たくさんの反響があり、私自身驚いた。確かに「米国で企業」というのは斬新だし、やり様によってはうまいやり方だ、ただ間違えていただきたくない。石森さんも指摘するように、会社作りと言うのは、あくまでも手続きに過ぎないということだ。起業とは「業を起すこと」であり「会社を作ること」ではないのだ。皆さんも「会社をどのように作るのか」について心を砕く前に「何がやりたいのか」そして「何をやるのか」を考えて欲しい。そして一刻も早くキャッシュを生み出すビジネスを作って欲しい。「今いる会社を辞めるのか」とか「個人でいくか会社にするか」なんてことで悩むのは、自分のビジネスが出来上がってからでも全然遅くないのだ。


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