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:≫ コラム「週末起業入門」
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週末起業にお役立ちのコラムを1本ずつ週3回(月・水・金)にわ
けて配信します!月曜日は、藤井孝一のコラムです。
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●ホテル王ヒルトンの遊休資産活用法
ホテル王コンラッド・ヒルトンは、ヒルトンホテルの創業者で、メ
キシコでホテルを開業したのを皮切りにして、世界最大級のホテル
チェーンを作り上げます。その総資産額は、現在約1兆63億円に達
しています。
そんな彼が、ホテル業に出会ったのは20歳の時でした。彼の父親が
苦しい家計の足しにするために、自宅を改造して、人を泊めたのが
ホテル業との出会いです。
そんなしょぼくれたスタートを切った、彼を成功に導いたのが、自
ら考案したマネジメント・コントラクトという経営方式です。
これは既存のホテルを次々に買収し、経営を委託するやり方です。
業界ではこれをヒルトン方式と呼ぶ人もいるくらいです。
特に、彼はホテルを買収すると、無駄なスペースを見つけては、そ
こを活かして集客能力を高める工夫をしました。\
たとえば、あるホテルのロビーに4つの巨大な装飾用の柱があるの
を見つけると、彼はその柱の中にショーウィンドをしつらえました。
そして香水業者や、宝石商に商品を陳列させました。これは集客に
つながるとともに、ホテルのイメージを高めることに役立ちました。
この発想の原点は、彼の創業時の体験にあります。
彼は創業当時「ホテルはベッドがあれば儲かる」いうことに気づき、
存在するスペースは最大限有効に使うことにいつも心を砕くことに
したそうです。
「利用できるものをもっとも賢い方法で、無駄なく利用する」これ
こそがヒルトンを成功に導いた哲学だったのです
週末起業でホテルを始める人はいないでしょうが、ヒルトンの、遊
休資産を最大限活用する発想は、新しいビジネスの着想に生かせま
す。
私も事務所をぐるりと見渡しただけで、遊んでいるものがたくさん
あることに気づきます。たとえばセミナールームや、ホワイトボー
ド、プロジェクター、カラープリンターなど、いずれも使わないと
きもありますが、ないと困ります。
「これを使わない時間、誰かに貸したいなぁ」とよく考えます。同
じような遊休資産は、おそらく事業所の数だけあるわけで、これを
かき集めれば、膨大な資産になるはずです。
実は、遊休資産の活用をテーマにしたビジネスは、いろいろとあり
ます。
たとえば、自動販売機やコインパーキングは遊閑地を活用するビジ
ネスですし、それらの設置場所を紹介する代理業というビジネスも
あります。
新しいところでは、ネットワークにつながったパソコンのハードディ\
スクの空きスペースを遠隔地で他の用途に活用するというビジネス
があります。
広告も空きスペースの有効活用と言えます。自分の車のリヤウィン
ドに企業の広告を貼るだけで手数料がもらえるというビジネスもあ\
ります。
また、資産といえば、空間だけでなく、時間も立派な資産です。そ
もそも週末起業とは、時間の遊休部分に着目した起業スタイルとい
う見方もできます。このような発想を持っていると、ひょんなこと
でユニークな起業ネタを発想できたりします。
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