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  ◆会社を辞めずに起業する!2006年09月04日発行(第338号)

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:≫ コラム「週末起業入門」
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週末起業にお役立ちのコラムを1本ずつ週3回(月・水・金)にわ
けて配信します!月曜日は、藤井孝一のコラムです。
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●マクドナルドを世界にひろめたヒミツ

引き続き、サクセスストーリーの古典から、あなたの週末起業に役
立ちそうな「学び」を抜き出し紹介してみましょう。

マクドナルドの立役者、レイ・クロックは、ロサンゼルスから80キ
ロ離れたサンバナディーノという住宅街の小さなドライブインを、
世界のマクドナルドに育てた仕掛け人です。

彼はもともとミキサーのセールスマンでしたが、その取引先の中に
ユニークな店がありました。それが「マクドナルド」でした。

当時はまだ田舎のドライブインでしたが、すでに調理手順の無駄を
いっさいはぶき、お客さん1人あたり、わずか15秒でさばく仕組み
を構築していました。しかも味は抜群で、店はいつも清潔、にもか\
かわらず低価格という店を実現していたのです。

レイ・クロックは、「これは絶対に全国に広がる」と確信したそう
です。そして、全国展開の代理人をマクドナルド兄弟に申し出まし\
た。これがマクドナルド快進撃の始まりです。

その後、マクドナルドはフランチャイズ開始から、わずか5年で店
舗数250店を超えるという、すさまじいスピードで増えていきます。

もちろん当時から外食のフランチャイズはありましたが、これほど
急激に拡大した店はありませんでした。いったいなぜマクドナルド
だけが、このように店舗数を増やすことができたのでしょうか。

もちろん最初にあげるべき要素は、卓抜した調理と運営の仕組みで
す。しかし忘れてはならない大事な要素がもう一つあります。それ
はフランチャイズ店との契約条件です。マクドナルドの契約条件は、
フランチャイズ店に優しい内容だったのです。

当時の外食チェーンフランチャイザーの多くが、加盟店に高額な加
盟料を要求していました。また備品なども市場価格よりも高い値段
で売りつけ、利益を得ていたといいます。

しかし、マクドナルドはあえて加盟料を当時では考えられないほど
の低価格に抑えました。また備品を強制的に卸すことも、納入業者
からリベートを取ることもしませんでした。代わりに加盟店からわ
ずかなロイヤリティをもらい、利益を上げることにしました。

その根底にあるのが、「フランチャイズ店の成功こそが自分たちの
成功だ」という考え方です。

彼らは法外な加盟料を徴収して一時的にもうけるよりも、フラチャ
イジーと共存共栄の関係をつくったほうが、長きにわたる繁栄につ
ながると考えたのです。

この方法が功を奏し、急速に事業を成功させていったのです。

週末起業家も、誰かと組んで始めることを推奨しますが、それが相
手を搾り取るしくみの上に成り立っているとうまくいきません。自
分のもうけが誰かの犠牲のもとに成り立つモデルでは、やがて破綻
するからです。また、こういう人のところには、人が寄りつきませ
ん。人が寄りつかないというのは、経営者にとって致命的です。

ときどき「ビジネスの交渉とは、1円でも多く値切ること」と勘違
いしている人がいます。特に、大企業出身の人にこの傾向が強いよ
うです。たしかに大企業の担当者が出入りの業者を使うときは、で
きるだけたたくのが当たり前という面があります。それを自分の交
渉手腕として上司に誇示すれば、社内で自分の価値があがるからか
も知れません。

しかし、この論理を週末起業のような、小さなビジネスで実践する
と、いずれビジネスの世界から追放されます。

皆さんには、ぜひ週末起業家同士が共存共栄できるモデルを作って
いただき、互いに富を分かち合うようにしていただきたいと思いま
す。

なお、私たちもコンサルタントの皆さんと共存共栄する仕組み「エ
リアパートナー制度」があります。ご興味のある方は以下をご覧く
ださい。

→ http://www.shumatsu.net/setsumei.html


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