トップページ
はじめての方へ
事務局概要
フォーラム入会案内
教育プログラム案内
イベント案内
スケジュール
公式ブログ
起業家向け教材
会員専用ページ
リンク
週末起業家カタログ
お問い合わせ
サイトマップ
  ◆会社を辞めずに起業する!2006年05月29日発行(第302号)

■■■━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥‥
:≫ コラム「週末起業入門」
━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥‥
週末起業にお役立ちのコラムを1本ずつ週3回(月・水・金)にわ
けて配信します!月曜日は、藤井孝一のコラムです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥‥

★独立開業のタイミングを考える

週末起業家からの相談で多いのが退職、すなわち独立開業のタイミ
ングをいつにするかということです。週末起業で成功し給与と同額
の収入を得るようになると、はじめた当初は「定年退職まで2足の
わらじでいく」と考えていた人も独立開業を考えるようになります。

このような相談をうけた場合、「退職によって生まれる時間を使っ
て、退職によって失ったお金を稼げるかどうか」が一つの判断基準
になります。もちろんこの判断は、ロングスパンで下す必要があり
ます。

つまり「自分がサラリーマンを続けた場合、今から定年退職まで稼
げる金額」と「独立開業してこれから稼げる金額」を比較するので
す。これは長期の事業予測をたてることですから、容易ではありま\
せん。また、いくら考えても確証を得ることはできません。最終的
にリスクをとるかどうかの判断になります。

もし、できるだけリスクヘッジをしてから独立したいなら、たとえ
ば前出のSさんのように不動産投資をしておくのも一つのアイデア
です。不動産投資は独立後の生活を防衛するためのリスクヘッジと
して有効ですが退職前に手を打っておく必要があります。なぜなら
会社を辞めて独立すると融資が受けられなくなるからです。

不動産がキャッシュで買えるほどのお金持ちならともかく、ほとん
どの人は不動産購入時に銀行から借り入れが必要です。しかし、独
立したのちに銀行から融資を受けることは、ほとんど不可能です。\

どんなに事業がうまくいっていても、独立当初は銀行からの融資は
うけられないと思っておいたほうが無難です。不動産なら担保があ
るので銀行にはリスクがないように思えますが、すでにたくさんの
不良債権を抱え、その処理に悩んでいる銀行には、不動産を担保と
ってもお金は貸したくないようです。

なお、すでに独立開業した人が不動産投資を考えるなら、国民生活
金融公庫があります。これは本来、銀行などで事業資金の融資を断
られたり、貸しはがしにあったりした事業者に融資を実行してくれ
る公的機関ですが、不動産賃貸業も立派な事業ですから、事業計画
を提出すれば担保価値に応じて融資してくれます。独立開業後に不
動産投資を考えている人は、相談してみるとよいでしょう。

なお、銀行からの融資は、自宅を購入する際にも必要ですから、自
宅を購入しておくことも、独立後のリスクヘッジになりえますが、
こちらもサラリーマンをやめると融資をうけることが難しくなりま
す。購入を考えているなら、購入後のほうがよいかもしれません。

以上、独立のタイミングと、独立後のリスクヘッジの方法を、経済
合理的な観点から考えてみました。しかし辞めるかどうかの判断は、
経済面だけで判断できるものでもありません。自分の価値観や人生
観と照らし合わせて、総合的に判断されるべきものです。

多少収入は減っても、多少のリスクはあっても、それが許容範囲で
あり、ある程度の勝算があるなら思い切って独立するという判断も
ありえます。1人でも多くの方に、経済・精神的に会社に依存しな
い真の大人、起業家を目指していただきたいと願っています。

■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥‥

<< バックナンバー一覧へ戻る