週末起業コラム

学び直し、仲間の離脱...努力の下積み時代
鈴木克彦(すずき かつひこ)氏(その3)

「起業家登場!」現役起業家への突撃インタビュー


起業家として活躍する先輩達へインタビューを敢行!
彼(女)らのロールモデルから学びを深めてください。(〇聞き手 ●起業家)

前回のあらまし


経営していたファンシーショップを閉めて包装資材メーカーに再就職し、第2のサラリーマン生活を始めた鈴木さん。

2002年ごろ、会社の売り上げ回復のためにホームページを使って直販するアイデアを社長に直訴しました。しかし、社長の答えはNO。自分でやりたいことが、会社ではできないと実感します。

そして、インターネットの時代を生き抜けるよう、44歳からパソコン教室に通い始めます。この頃、週末起業フォーラムの会員となりました。

★鈴木克彦(すずき かつひこ)氏(その3) デザインエッグス最高経営責任者(CEO)


■時代を先読みし、パソコン教室でスキルを学ぶ日々

○知識ゼロから本業の合間に学ぶというのは、本当に大変ですよね?

●そうですね。本業もありますからなかなか時間が取れず。結局、ホームページを作れるようになるまで約2年かかってしまいました。

しかし、「Flash」の技術も学んで講師から勉強ついでにバナーを作らせてもらったりして、お小遣いはもらっていましたね(笑)。

○よく2年間もコツコツと頑張りましたね。それだけインターネットの可能性に確信があったということなのですね。

●はい。でも、そこからがまた大変でした。

ホームページ制作代行という仕事は考えていなかったのですが、これも講師から制作代行の仕事はどうかと提案があったのです。

ただ、その頃はすでに私が学んだHMTL言語ではなく、XHTMLやCSSが主流になっていました。それを最初から学び直すのには、覚悟が必要でした。

そうした言語に加えてデザインも学ぶとなるとかなり大変でしたが、どうしてもこの道をビジネスにしたいと思い勉強を始めたのです。

ひと通り勉強が終わったのが半年後でした。半年後に、ホームページ制作をビジネスネタに、週末起業をスタートしたのです。


■屋号に秘められたストーリーとは?

○「デザインエッグス」という屋号にも意味があると聞きました。

●デザインエッグスの名前は、私のようにある程度スキルは持っているが、実践は少ないデザイナーの卵の集まりという意味でつけました。

実は、パソコン教室の中で制作を請け負うグループを作ったのです。安く制作する代わりに、納期を守ることで、皆で実践経験を積もうと考えました。実際に、皆と協力してやったほうが情報を共有できるし、納期も短期間で済みます。

私は会社で営業部門のリーダーを担当していたので、営業が得意。ホームページ制作依頼を私が取って来て、皆で共有して仕事を達成しようと賛同者を集めたのです。

○それはすごいですね。

●趣旨に賛同してくれたのは3人でした。ところが1カ月も経たないうちに、1人が辞めて、もう1人の人もデザイン会社に就職が決まってしまいました。

半年ぐらいでデザインエッグスは私一人になってしまいましたが、その時はもっと実践を積みたいと思っていたので、とにかく一人でもやろうと活動を継続しました。

(次号へつづく))

※鈴木さんもパネラーとして参加!週末起業 東京交流会
https://mt3004.secure.jp/~mt3004005/schedule/tk_autumn2016.html