週末起業コラム

週末起業で、副収入以外に得られるものを考えてみよ!

(登場人物:◆ネタ泉湧夫隊長、◇二足ハジメ隊員)

◆◆◆ 今号のポイント ◆◆◆


起業して成功するためには、何のために起業するのか、明確な目的意識を持つことが大切だと言われます。

その前提として、起業により得られるものを数え上げてみましょう。

(前号までのあらすじ)


独立起業と比べて、会社を辞めずにお金をかけずに起業する週末起業では、「最悪の事態」と言っても、たいしたことはないと語るネタ泉隊長。

ハジメ隊員は、「やるしかない!」と張り切る。

週末起業で、副収入以外に得られるものを考えてみよ!


◆「最悪の事態」を考える一方で、週末起業により得られるものも考えてみることじゃ。

◇「最悪の事態」で失うものは、たかが知れていますから、得られるものがあれば、丸儲けということになりますね!

◆うむ。それを考えることで、モチベーションも上がるじゃろう。

◇はい、ワクワクしてきます。

◆で、週末起業で得られるものは、何だと思うかのう?

◇それは何と言っても、本業以外の副収入でしょう!

◆うむ、それもあるのう。他にはどうじゃ?

◇独立起業の準備が整うとか?

◆それもあるのう。他にはどうじゃ?

◇え? まだありますか?

◆当たり前じゃ。起業の魅力について、お前はもっとよく理解しておく必要があるのう。

◇はぁ・・。至らず、すみません。

◆よいか、ハジメ隊員、「本業以外の副収入」を得るのなら、週末起業でなくてもかまわんではないか。

◇え、そうですか?

◆そうじゃよ。いわゆるアルバイトで副業をしてもよいし、株やFXへの投資でも、副収入を得られるぞ。

◇う~ん、そう言われると、確かに。

◆副収入を得られるのなら何でもよい、と考えておるんではなかろうな?

◇いえいえ隊長、そんなことはありません。やっぱり「起業」にこだわりたいです。

◆では、お金を得ること以外での「起業」の魅力とは、何なのか?

◇う~ん、会社に完全に依存しないでいられるという、「自立感」や「自尊心」みたいなものですかね?

◆おぉ、それはすばらしいのう。他にはどうじゃ?

◇好きなことを、好きなようにできる「自由」というのもあります!

◆なるほど。アホで口うるさい上司に振り回されるのは、たまらんからのう。

◇えぇ、そうなんですよ、ホントに。もう、しょっちゅう叱られてますし・・。

◆うむ? それは、わしのことか?

◇いえいえ、滅相もない!

◆本当かのう? まぁ、よいか。じゃがな、逆に、起業すると叱ってくれる上司がいないことで、寂しい思いもするかも知らんぞ。つまりじゃな・・・

(次号につづく)