週末起業コラム

起業を決意した、プライベートの大転機とは?
高原真由美氏(たかはら まゆみ)氏(その3)

「起業家登場!」現役起業家への突撃インタビュー


起業家として活躍する先輩達へインタビューを敢行!
彼(女)らのロールモデルから学びを深めてください。(〇聞き手 ●起業家)

前回のあらまし


お客様の生活空間の片づけを手伝いながら人生を整えていくお手伝いをするライフオーガナイザーの仕事を日本に普及させている、高原さん。

この道を歩むきっかけは仕事とプライベートでの2つの悩みがあったことでした。

一つは、百貨店の社員時代にお客様の自宅の家具をコーディネイトしても、数年後には部屋がぐちゃぐちゃになっていたこと。もう一つは、仕事や子育てに忙しく自分の家の中が全く片付けられなかったこと。

片付けや整理収納を学ぶうちに、家族の価値観をすり合わせて片付けるライフオーガナイザーという仕事を知り、需要の高さを確信しました。

しかしすぐにご自身の事業としてスタートさせたわけではありません。起業を決意したのは、プライベートにある大きな転機があったからだと言います。

高原真由美氏(たかはら まゆみ)氏(その3) 一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事


■「夫と娘を養うなら...」と起業を決意

●夫が交通事故に遭って、2年間の自宅療養をしなければならなくなったんです。その時、仮に夫と娘を自分が食べさせていかないといけないとしたら、10年後20年後に百貨店で働いているだけでは、収入が足りなくなってしまうかもしれないと考え、その時初めて起業をしようと思ったのです。

まず本で起業を学んで、次の段階で週末起業フォーラムに出会って。起業っていう選択肢が、自分の人生にもあるんだって初めて知ったんです。

でも、それまでは大企業とその社内しか知らなかったので、では今起業したら私って何を持ってるんだろうと考えてみたところ、それは百貨店で働いていたという経験と、その関連のネットワークでした。

つまり百貨店の看板を外すと何もないなっていうことを知ったんです。


■最初はインテリアコーチングで週末起業

●とりあえず週末起業をするならどうするかと思いました。でも週末起業のネタも突然降って湧いてくるわけがない。

だから週末起業のセミナーに行ったり、実際に起業や週末起業した人がどういう仕事をしているのかを聞いたりしました。

会社の仕事と競合するのはやっぱり倫理的な問題もあるし、そもそも服務規程に抵触する可能性もあります。ですので、会社の仕事とは異なる仕事で、でも自分の今までの仕事の延長上で何かないかと考えました。

そこで、まずは以前会社の研修でコーチングというのに触れていたので、インテリアコーチングを最初のネタにしたんですよ。サイトやブログを自分で作ってアクションを起こしました。

○自分で作ったんですか?

●はい。当時はまだSNSもなくて、ブログをやっている人はそんなに多くなかったんです。ブログと、あとはmixiぐらいですかね。アメブロのバブル前で、一般の人はまだブログを使っていないという時期だったので、だからそれだけでも申込みがきたんです。

お客さんとはコメントやメールのやりとりで仕事をしていました。

私の場合は会社員の手前、顔出しも名前出しもできずに週末起業をしていたので、ハンドルネームで活動をしていました。

仕事としては、部屋の写真を送ってもらってそれに対してアドバイスするというようなサービス。1回のアドバイスで5000円にしました。

○やってみるもんですね。

●やってみるもんです。でも実際やってみると、まだ子どもが2歳半から3歳の時期だったので寝かしつけなくてはならないし、フルタイムで働いていたから夜か朝の時間しかない。

その寸暇を使って、送ってもらった写真データをフォトショップで加工しながら、置き方はこうしてああしてとアドバイスしていました。お客さんはすごく喜んでくれたんですけど、すごく時間がかかったんですよ。

○1回5000円じゃ大変ですよね(笑)

●時給換算してみるとレジのパートより少ないやん!と(笑)。そもそも本業の仕事と比べてなんてこの仕事は安いんだ、こんなことのために週末起業をやっているんだろうかみたいに考えてしまい、結局そのサービスは半年くらいで止めました。

(次号へ続く)

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