週末起業コラム

人生を整える「ライフオーガナイザー」とは?
高原真由美氏(たかはら まゆみ)氏(その1)

「起業家登場!」現役起業家への突撃インタビュー


起業家として活躍する先輩達へインタビューを敢行!
彼(女)らのロールモデルから学びを深めてください。(〇聞き手 ●起業家)

高原氏のご紹介


今回お話をおうかがいするのは、一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美さんです。

高原さんは17年間の百貨店勤務経験をお持ちで、会社員のかたわら起業を学び週末起業を経て2009年に独立されました。

ライフオーガナイザーという、これまでに日本ではなじみのなかった職位について、日本における職業としての確立を目指して普及活動を行っていらっしゃいます。

現在では47全ての都道府県で認定講師が活動を展開するところまで成長した事業として営んでおられる高原さんですが、週末起業フォーラムがなかったら、いまだに会社員でいただろうとおっしゃいます。

その高原さんがどのような経緯で現在の事業を始められ、何を大切にしていらっしゃるのか、またワーキングマザーとして起業、事業を進めていくためにどんな工夫をされたのかなどをおうかがいしました。

高原真由美氏(たかはら まゆみ)氏(その1) 一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事


■ライフオーガナイザーとは?

○そもそもライフオーガナイザーという仕事はどんなことをするのでしょうか。

●もともとは30年くらい前にアメリカで誕生した仕事です。アメリカでは一般的に認知されている職業で、思考と空間の整理のプロなんですね。

いろんなものを端折ってものすごく簡単に言えば、片づけをお手伝いする仕事になります。実際に片づけを進めたり、片づけを教えたりするというよりかは、一緒にその片づけという作業をする、つまり片づけのお手伝いをするというお仕事になります。

「片づけ」に含まれる一連のプロセスは、その人の人生に深く関わっている部分が多いので、今までの人生を見直したり、その方の心や気持ちの整理をお手伝いしたりすることと同時に生活空間の片づけもして、人生を整えていくお手伝いをする仕事になります。

○アメリカでも片づけられない人がお客様になるということですね。

●もちろん、部屋が片づけられない人もいるのですがなかには、企業の代表者や起業家などがお客様になるケースも多く、そうした場合では、時間の整理とか資産の整理、財産整理という内容になることが多いです。

日本の場合は、まだ片づけをプロに頼むという考え方が浸透していないので、ライフオーガナイザーとしてのお客様の中心は主婦の方が多いですね。

皆さん、家にいる時間が長いので、生活空間が心地よくないとストレスがたまります。

ところが子どもが生まれたことをきっかけにものが増えたり、状況をコントロールできなくなったりする方が多いので、そういう人のサポートをしているライフオーガナイザーが多いですね。

今は30代から40代の子育て中の女性がお客様として一番多くなっています。

(次号へ続く)

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