週末起業コラム

「絶対に一年で返す!」強い決意で学費を工面
尾村麻由美(おむら・まゆみ)氏(その3)

「起業家登場!」現役起業家への突撃インタビュー


起業家として活躍する先輩達へインタビューを敢行!
彼(女)らのロールモデルから学びを深めてください。(〇聞き手 ●起業家)

前回のあらまし


プロコーチとして活躍する尾村さん。しかし、かつて離婚しシングルマザーとなった直後は睡眠時間2時間で仕事の掛け持ちをするなど大変な苦労を経験しました。

しかもパートの勤務時間を大幅に減らされるというピンチも迎えます。

そこで発想を転換。「収入が減る」のではなく「時間ができた」ととらえ、コーチングを学ぶ決意を固めます。

尾村麻由美(おむら・まゆみ)氏(その3) コーチングラボCocoStyle代表


■「絶対に1年で返す!」と決意し学費を工面

◯その後、どのようにして銀座コーチングスクール(GCS)を知りどのように受講されるようになったのでしょうか?

●その頃、自分の「アンテナ」が立つようになっていて、「これからの自分に必要だ」と思った講座やセミナーなどに少しずつ参加するようにしていました。

そして、ある話し方のセミナーに参加したときに私がコーチングに興味があることを他の参加者に話したところ、ある方が私にGCSを紹介してくれました。

その方はコーチングを学ばれた方ではなかったのですが、お知り合いにGCSのコーチがたくさんいるそうで、「GCSは良いところだよ」と聞かされていたそうです。

でも、学ぶためにはお金が必要ですよね。経済的な余裕など全くない状態でしたので、これには、かなり頭を悩ませましたね。

◯たしかに。どうやってお金を工面されたのでしょうか。

●既にコーチングを学ぶ決心をしていたので、どうしたら費用を工面できるのか、あらゆる方法を考えました。

そして考え抜いた結果、子どもたちの将来のために蓄えていたお金を、一時的に借りることにしました。

つらい選択でしたが、「絶対に1年間で返す!」と自分と約束をし、ドキドキした気分で講座のホームページの「申し込みボタン」を押したことを、今でも鮮明に覚えています。


■コーチングの力、我が子の変化で実感

◯「手に職を」ということでしたが、コーチングを学び始められたときには、プロコーチとして活動していくことを意識されていたのでしょうか?

●最初に「コーチングを学びたい」と思ったときは「自分の子育てに生かせたら」と考えていましたが、その後の環境の変化もありましたので、コーチングを学び始めるときには、「プロコーチになる」と決めていました。

◯なるほど。これも「覚悟」ですね。コーチングを学ばれて、ご自身や周囲にはどのような変化がありましたか?

●まずは、子ども達との関わり方が変わりましたね。以前は、本当に忙しい毎日を送っていましたので、子どもの話も十分に聴けていなかったと思いますし、もともと娘は口数が少なかったので「この子は話さない子なんだ」と決めつけていたようにも思います。

しかし、講座で学んだことを意識して実践すると、それまであまり話さなかった長女が、楽しそうにたくさん話すように変わっていきました。

学んだことが、実際に生活で役立つことを実感して、「ああ、コーチングを学ぶことを選択して本当に良かった」と思いましたね。

(次号へつづく)

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