週末起業コラム

コーチは自分がやりたいことの少し先を行っている人を!
飯山晄朗氏(その7:最終回)

「起業家登場!」現役起業家への突撃インタビュー


起業家として活躍する先輩達へインタビューを敢行!
彼(女)らのロールモデルから学びを深めてください。(〇聞き手 ●起業家)

前回のあらまし


商工団体の経営指導員時代にコーチングに出会った飯山さん。コーチとしての経験を基に、著書『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング』出版を実現しました。

飯山晄朗(いいやま じろう)氏(その7:最終回) リーダーシップ☆コーチング


■コーチは自分がやりたいことの少し先を行っている人がオススメ

〇起業した当初は不安はありましたか?

●サラリーマン時代は、資金繰りの相談を受けていたんですけれども、「やっぱり資金繰りって大切なんだ」と思いました。住宅ローンも抱えていましたし、子どもも小さくて、貯金もゼロだったんです。

〇それもまた無謀ですね(笑)。しかし、起業した当初から飯山さんのことを知っていますが、全く不安なんか感じているように見えなかったですね。

●どう見られるかは常に意識していますから、そう見られないようにすることは気をつけていました。

結局、コンサルタントであってもコーチであっても、できる人という雰囲気がないと、お客さんとしては仕事を依頼しづらい。起業したばかりですがお願いしますという人には仕事は来ないですよね。

ですので、最初はお金をもらわなくてもいいくらいの気持ちで、実績をつくるところからスタートすることが重要です。

〇飯山さん自身は、起業後、コーチをつけていたのですか?

●はい。コーチは自分がやりたいことの少し先を行っている人がオススメです。

もちろん、あまりにも先を行っている人だと話している内容が自分とかけ離れてしまうので、3年ぐらい先にいるイメージですね。

当初はセミナーを開催することも初めてだったので、コーチに質問してもらいながら、オリジナルのセミナーを作り上げていきました。

よく「前に進めない」という人がいると思うんですけれども、実行できないというのは、その人にとって実行することのハードルが高く感じられるということです。

だから、もっと低いハードルをコーチと話し合って決めれば前に進めることができると思います。階段をつくってあげるのがコーチの仕事ですね。

〇あまり自信がないとか、イマイチどうやっていいかわからないとかという人は、飯山さんみたいに、自分よりもちょっと先に行くコーチを雇ってみるということですね。

●たとえば私だったら9年間コーチでやってきたという実績がある。起業したてでコーチをつけるということは、その9年間の時間を買うという意味もあるんです。

その後は自分のステージに合わせてコーチを変えていく感じですね。ただし、気をつけなければいけないのが、コーチングに入る前に目指すべきゴール設定を明確にすることです。言ってみれば、ゴール設定をするのがコーチの役割でもあります。

〇自分に合うコーチを探すためにぜひGCSを活用していただきたいというのはあるのですが、飯山さんは、コーチを選ぶときに、自分に合っているかどうかという基準のようなものはあるのですか?

●先ほども言いましたが、自分より先に行っている感じがするコーチに依頼することが基本ですね。もっと言うと、こんな人になりたいなという気持ちで選ぶのもいいかもしれませんね。

〇長時間、ありがとうございました。最後に当メルマガを読んでいらっしゃる読者にひと言お願いします。

●「やるという勇気を持つこと」をメッセージとして伝えたいですね。もっと言うと「決断」をしてくださいということです。

決断をしないと、恐れや不安に悩まされ、結局、自分のやりたいことが中途半端になってしまいます。それではストレスを溜めるだけです。決断をして、ぜひ一歩を踏み出してください。

(終わり)

※飯山氏も学んだコーチング無料体験講座にぜひお越しください!
  → http://www.ginza-coach.com/learn/taiken.html