週末起業コラム

ゼミナール体験記~週末起業ラジオ! 初の公開収録

週末起業ラジオ! 初の公開収録

週末起業フォーラムでは、2014年1月より、週末起業やフォーラムの活動をより多くの会員の方に知ってもらうために、音声ファイルの配信を毎月1回行っています(http://www.shumatsu.net/product/radio.html)。第6回目の「週末起業ラジオ!」は初の試みとなる、公開収録。週末起業の悩みについて、直接、会員の皆さんから、その場でいただいた質問を認定コンサルタントのDJケンジ(鈴木健二)と新井一代表が答えるという、ライブ感が楽しめる内容になりました。

世にも恐ろしい「会社バレの実態」

最初の質問は、「会社にバレたらどうなるのか?」です。

さっそく回答したのは、新井代表。当時、ある事業部の責任者をされていたそうですが、ある日、出社してみると、どうも空気がおかしい。「ちょっと来い」と役員に呼ばれ、部屋に入ってみると、自分のセミナーのチラシが机に置いてあったそうです。

バレた原因は会社の取引先の印刷会社。印刷代が低価格だったので、自分のセミナーの印刷も頼んでしまったのが理由でした。会社の調達先が変わり、その取引先とのご縁もなくなったときに、新井代表に取りなしの依頼があったそうですが、無理だと断ると、その腹いせにセミナーのチラシを役員に郵送されたそうです。会社に週末起業を知られたくなければ、「誰にも言わない」ことが重要だとアドバイスをしていました。特に酒が入る席では、言いたくなるのでそこは我慢のしどころ。心は週末起業家であっても、会社にいる間の振る舞いは会社員でなければダメだということでした。

続いては、「週末起業が、なかなか成功しないので、どうすればいいのか?」という質問。これにはDJケンジさんが回答しました。ポイントは、好きなことを起業ネタに選ぶということ。ビジネスが成功するかしないかは、長く続けられるかということ。気が向いたときに思い出したようにやるのでは、成功しない、1日1時間でいいから3〜4日作ってやって、それを3〜4ヵ月やってみたときにカタチができると、回答していました。多くの人は、成功しそうだというネタにトライしがち。しかし、すぐに成功できないのでモチベーションが維持できず、止めてしまうケースが多いといいます。

付き合いたい人とビジネスをするのが成功の秘訣

続いては「最初に始めた方がいいビジネスモデルの特徴は?」という質問です。これに対しては、「とりあえず代行業からスタートしてみては?」と新井代表がアドバイス。その理由は、仕事を受注してから、入金までのサイクルを自分で体験すべしということ。一度体験すると、「売上を伸ばしていくには?」「単価を増やすためには?」など、さまざまな創意工夫ができるからとのことです。

続いては、やはり会員の方が気になる「すぐに儲かる週末起業家は何か?」という質問です。

「儲けを考えるよりも、まずは、人集めが大事」とは新井代表。お金のことをあれこれ考えるよりも、まずコミュニティーをつくってから、商品を開発しても遅くはないとのこと。新井代表は以前、一人月額300円の情報を提供するビジネスをしていたそうですが、会員が1400人いたそうです。1人あたりの単価が安くても、人数を集めることができれば、その金額はバカにできない金額になります。

そこで気になるのが「人集めの方法」。「情報発信の頻度や期間、密度はどのくらいか?」との質問がありました。「1日1回更新して、最低2年は必要。しかし、戦略を練れば1週間で集客は可能」と新井代表。F1を一緒に見る人を増やそうと半年間で、400人ぐらいFacebookで集めたというクライアントの話をしてくれたDJケンジさん。そのクライアントさんは、今では、有料イベントをFacebook上で集客すると20人ぐらいが集まるそうです。人を集めるツールをうまく活用するのが秘訣のようです。

「どういう人と繋がりを増やせばいいのか? 付き合いたくない人とも付き合わなければいけないのか?」という質問には、新井代表が「付き合いたくないけど、自分のサービスを必要としている人と、付き合いたいけど、自分のサービスを必要としていない人、あなたならどちらと付き合うか?」と逆質問。答えは、「付き合いたい人と付き合うのがビジネス的にも成功する」とのこと。結局は、その人の人柄や考え方、想い、価値観などに共感して、商品やサービスが売れるものなのです。「価値観の共有ができないまま、コーチングをしても、自分のクライアントにはならない」とDJケンジさんも自身の経験を語ってくれました。

起業家に必要な3つの力とは?

質問は、週末起業を継続するためにどうすればいいのかという問題に移っていきました。「成功するまでに、苦戦する、時間がかかるケースについて教えて欲しい」という質問では「短期間で成果を望もうとするのは、難しい」とDJケンジさん。これに対して新井代表は「いいとこ取りをしようとして、学ぶ先生を変え続けるのもよくない」というもの。やはりきちんと自分の棚卸しをして、自分に合った先生から学び、腰を据えて行うことが必要です。

では、「自分がこれだという講師に学ぶお金がない場合、どうすればいいか?」。

「その先生のファンになればいい」とはDJケンジさん。先生の格安のセミナーでもいいので、早めに来て会場設営の手伝いをする。終わったら話しかけたり、セミナー終了後にはメールをするなどして覚えてもらうことが大切。深い人間関係が構築できれば、先生の仕事を手伝いながらお金をもらって、学べるケースもあるそうです。

「自分と同じことをしている競合相手と、どのように付き合うべきか?」ということも質問に上りました。「まず、自分が狙っているマーケットに競合がいないのは危険」とはDJケンジさん。競合がいること自体が、マーケットに需要があるというという証明になるといいます。その上で、「ロングテールを狙え」とのこと。大企業が狙えない、かゆいところに手が届くようなサービスや商品を提供すれば、「週末起業として十分に売上が立つ」とのことでした。

最後の質問は「起業家に求められる力とは?」。新井代表は、「勇気、鈍感力、笑顔力」の3つと回答。勇気を持つのは、会社を辞めるのも勇気だし、先行投資をするのも勇気。リスクを取ったらいちいち思い悩まないという鈍感力も必要。そして優秀な人を周りに揃えるには、人を惹きつける笑顔力が大切だということです。

DJケンジさんは、「マインドセット力、コピーライティング力、営業力」の3つ。マインドセット力とは、うまくいかないときに周りのせいにしないという心の持ち方。コピーライティング力は、自分のサービスを文章で売る力、営業力はモノを売る力だと回答。

初の公開収録は、会員さんの真剣な質問で大いに盛り上がりました。