| ― 現在のビジネスはいつからはじめたのでしょう? |
| 1991年の6月に初めて販売を開始しました。当時ボク自身がコレクターでしたが、雑誌の個人売買欄に掲載したところ、完売したので、これは「イケる!!」と。 |
| ― インターネットだけで売っているのですか? |
| ネットのみです。実店舗はなにかと不利なんです。 ホームページは、最初友人に教えてもらいながら、少しづつ作っていきました。 |
| ― 年商、利益率はどれくらいでしょう? |
| およそ700万、利益率は47%くらいを推移しています。日商では20,000円を切りますので、まだまだ「おままごと事業」と言われています。(笑)これを生業(なりわい)にまでまずは持っていくことが目標です。 |
| ― 受注から発送はどれくらい時間をかけていますか? |
| そんなにはかかりません。受注・発送は1つ5分くらいで済みますが、商品のアップに時間と手間がかかります。今後の課題点ですね。 |
| ― その他、運営にはどれくらいの時間がかかりますか? |
| 一日3時間を365日、ほぼ毎日繰り返します。 |
| ― その時間を捻出するために何か工夫をされていますか? |
| 仕事で会社に売却しているのは8時間です。残りの16時間の組み方は自由です。人間の営みって「覚醒と昏睡」を繰り返していると思います。3時間睡眠+4時間睡眠とか、覚醒と昏睡さえうまくコントロールできれば、さまざまなパターンを作ってそのときの自分の体調や心に合わせることが可能です。これがまた難しいのですが。 |
| ― 週末起業ですと時間不足以外にもお客様との連絡がとりにくいなどの時間の制約があると思います。どのように回避していますか? |
原則メールのみで24時間以内に対応します。これはHPに記載してあり了承を得られるお客さんのみが利用しているるわけです。毎日メールを1回落とすだけですから楽でしょ?販売側の都合に合わせて「了承を得られるお客さんのみ」を顧客としています。
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| ― 他に気をつけていることはありますか? |
| 売上を上げようとすると利益が圧迫される。小売業ですから仕入資金の確保、保有資金と総在庫額の調整・バランスを常に気にしています。 |
| ― 失敗談などありましたら、教えてください。 |
| 発送ミスが多いです。気をつけなくてはいけません。 |
| ― 今後このビジネスをどのように育てたいですか? |
| まずは生業領域にまで持っていくことです。 |
| ― 独立開業などをお考えなんですね? |
| 考えています。ただこのようなビジネスもおいしい部分でせいぜい15年くらいだと思うんです。今独立してもかまわないんですが、ちょっと早すぎるかなと。今35歳なので45歳あたりでの独立でも十分かもしれません。 |
| ― 週末起業をどのように考えていますか? |
会社勤めは制約が多いものです。週末起業を副業と見れば、未だ多くの企業は就業規則に副業を禁じています。当然、私の勤め先もそうです。いつまでも隠しきれるものではないので、私の場合はバレちゃっていますが。そうなるとねたみを買うことも多いです。
あと、労働強度は極めて低くできるようです。例えば会社で8時間かかって稼ぐことを週末起業でいくとほんの数分で稼げるときもあります。もちろん3日もかかるときもありますが、その3日のうち実働3時間ということもあります。 |
| ― 週末起業を目指す皆さんが注意すべきところはどんなところでしょう? |
1.税金対策。合算申告で所得が上がれば課税率も高くなるので気をつけてください。
2.就業規則違反。それを理由に解雇される覚悟をしておきましょう。
3.所詮収益事業。毎月の残高が上がっていかなくてはやっている意味がありません。
4.資金を貯めろ。週末起業中にしこたま余力資金を溜め込みましょう。独立時に融資を受けなくて済みますし、いつ解雇されても平気になります。
5.損益分岐点を徹底的に下げる。売上の低い月もラクに暮らせます。 |
| ― 週末起業を目指す皆さんにメッセージをおねがいします! |
| 週末起業といえばかっこいいですが、ボクのやっていることは零細小規模事業主です。生活を含めて月々の損益分岐点を徹底的に低くして、低収入でも暮らしていける体質を作っています。体裁も世間体も関係ない。結婚をせず、住宅ローンも組まない。ランニングコストを抑えて売上至上主義に走らない。
もう消費社会は成熟・衰退期に入っていると思います。ボクはニッチな小売業ですから、これから爆発的に売れるとはとうてい思えません。今あるパイを奪うしかないんです。だからヘタな夢なんて見ていません。これ以上の富をほしがらなければムリな労働をする必要なんてないんです。
21世紀ってそんな時代なのかなと。必要最低限の物資とカネ。いずれはゆとりあるまったりとした生活を営む人が増えるんじゃないでしょうか。
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